ストレスで頭痛が起こるのはなぜ?科学的に解説!カイロプラクティックから考える頭痛改善へのアプローチ【第2回】茨城県牛久市ひたち野東カイロプラクティックセンターひたちの
ストレスによる頭痛を引き起こす
「筋肉」と「神経」の変化
前回は、ストレスを感じることで脳が反応し、自律神経やホルモンの働きが変化することを説明しました。
では、なぜその結果として「頭痛」という症状が現れるのでしょうか?
その大きな原因の一つが、 首や肩周囲の筋肉の持続的な緊張 です。
特にストレス性頭痛(主に緊張型頭痛)では、首の後ろ、肩、後頭部周辺の筋肉が大きく関係しています。
ストレスが続くと身体は常に「緊張状態」になる 人間の身体には、自律神経というシステムがあります。
自律神経には大きく分けて、 交感神経 副交感神経 があります。
交感神経は、 「活動するための神経」 です。
例えば、 運動するとき 緊張しているとき 危険を感じたとき に働きます。
一方、副交感神経は、 「休息・回復のための神経」 です。
睡眠中やリラックスしているときに優位になります。
しかし、強いストレスが長期間続くと、交感神経が過剰に働いた状態になります。
身体は常に、 「戦う準備をしている状態」 になってしまうのです。
交感神経の過緊張が筋肉に与える影響 交感神経が優位になると、身体は無意識に筋肉へ力を入れます。
これは危険から身を守るための正常な反応です。
例えば、怖い経験をした瞬間、 肩が上がる。
首に力が入る。
歯を食いしばる。 このような経験をしたことはないでしょうか。
これは脳が身体を守るために起こしている反応です。
しかし、この状態が長時間続くと問題が起こります。
特に影響を受けやすい筋肉が、 僧帽筋 頭半棘筋 後頭下筋群 肩甲挙筋 など、首や頭部を支える筋肉です。
これらの筋肉が慢性的に緊張すると、首から後頭部にかけて痛みや重さを感じるようになります。
筋肉が硬くなるとなぜ痛みが出るのか?
「筋肉が硬いから痛い」 という説明をよく聞きます。
しかし、科学的にはもう少し複雑です。
筋肉が長時間収縮すると、その内部では血流が低下します。
筋肉は収縮すると血管を圧迫するため、酸素や栄養が十分に届きにくくなります。
すると筋肉内では、 酸素不足 代謝産物の蓄積 発痛物質の増加 が起こります。
代表的な物質として、 ブラジキニン プロスタグランジン ATP 水素イオン などがあります。
これらは筋肉内の痛みを感じるセンサー(侵害受容器)を刺激します。
その結果、 「首が重い」 「後頭部が痛い」 「頭を締め付けられる感じがする」 といった症状につながります。
なぜストレス性頭痛は「締め付けられる感じ」がするのか?
緊張型頭痛では、 「頭をベルトで締め付けられているような痛み」 と表現されることがあります。
これは、頭部周辺の筋肉や神経が持続的に刺激されることで起こります。
特に、 後頭部の筋肉 側頭部の筋肉 首の深部筋 の緊張は、頭部の感覚神経に影響します。
そのため、痛みの場所は首なのに、 「頭が痛い」 と感じることがあります。
これは医学的に、 関連痛(referred pain) と呼ばれる現象です。 身体では、痛みの発生場所と感じる場所が一致しないことがあります。
例えば、 心臓の問題で左肩が痛く感じることがあるのも同じ仕組みです。
ストレス性頭痛を慢性化させる「中枢性感作」 近年、慢性的な痛みを考えるうえで非常に重要視されているのが、 中枢性感作(Central Sensitization) という現象です。
これは簡単に説明すると、 「脳や脊髄が痛みに敏感になってしまう状態」 です。
通常であれば問題にならない程度の刺激でも、 痛い 不快 重い と感じやすくなります。
例えば、 以前なら気にならなかった首の張りが、 「今日は頭痛になるかもしれない」 と感じるようになることがあります。
これは気持ちの問題ではありません。
痛みを処理する神経システムそのものに変化が起きている可能性があります。
ストレスと痛みの悪循環
ストレス性頭痛では、次のような悪循環が起こります。
精神的ストレス ↓
交感神経の緊張 ↓
首・肩の筋緊張 ↓
血流低下・発痛物質増加 ↓
頭痛発生 ↓
頭痛による不安やストレス増加 ↓
さらに交感神経が緊張 このサイクルが続くことで、頭痛が慢性化しやすくなります。
そのため、単純に痛み止めだけで一時的に症状を抑えるだけではなく、 「なぜ身体が緊張状態になっているのか」 を考えることが重要になります。
カイロプラクティックではどこに注目するのか?
ストレス性頭痛に対して、カイロプラクティックでは主に身体的な要因に注目します。
例えば、 首や背中の関節の動き 姿勢バランス 頸部周囲筋の緊張 身体の使い方 などです。
ストレスそのものを取り除くことはできません。
しかし、ストレスによって生じた身体の緊張状態や姿勢の問題にアプローチすることで、身体が本来持っている回復しやすい環境づくりを目指します。
次回の第3回では、 ストレス性頭痛と片頭痛の違い なぜスマホ・パソコン姿勢で悪化するのか 睡眠、自律神経、生活習慣との関係 頭痛を繰り返す人に共通する身体的特徴 について詳しく解説します。
カイロプラクティックセンターひたちの
住所:茨城県牛久市ひたち野東4丁目29-8
電話番号:029-845-4404
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