ストレスで頭痛が起こるのはなぜ?科学的に解説。茨城県牛久市ひたちのうしくにある「カイロプラクティックセンターひたちの」
カイロプラクティックから考える頭痛改善へのアプローチ【第3回】
ストレス性頭痛と片頭痛は何が違うのか?
「頭痛」と一言でいっても、その原因や身体の中で起きている反応は大きく異なります。
特に多くの方が混同しやすいのが、 緊張型頭痛(ストレス性頭痛で多くみられる) 片頭痛 です。
どちらもストレスによって悪化することがありますが、発生メカニズムには違いがあります。
緊張型頭痛の特徴
緊張型頭痛は、慢性頭痛の中でも最も頻度が高いタイプです。
代表的な症状として、 頭全体が締め付けられるような痛み 後頭部や首の重だるさ 肩こりを伴う 圧迫感や頭の重さ 長時間同じ姿勢で悪化する などがあります。
このタイプでは、首や肩周囲の筋肉、姿勢、自律神経、ストレス反応などが複雑に関係しています。
片頭痛の特徴
一方、片頭痛は主に神経・血管系の反応が関係する頭痛です。
特徴として、 ズキズキ脈打つような痛み 片側に出ることが多い 光や音がつらい 吐き気を伴うことがある 動くと悪化する などがあります。 片頭痛では、三叉神経という顔や頭部の感覚を担当する神経が活性化し、炎症性物質が放出されることで痛みが発生すると考えられています。
ストレスはなぜ両方の頭痛を悪化させるのか?
一見すると、緊張型頭痛と片頭痛は別の病気のように感じます。
しかし、共通している部分があります。
それが、 脳がストレス刺激を受けることで、痛みに対する反応性が変化すること です。
慢性的なストレス状態では、 睡眠の質低下 自律神経の乱れ ホルモンバランスの変化 神経の過敏化 が起こり、頭痛を起こしやすい状態になります。
つまりストレスは「直接頭を痛くする」というより、 身体を頭痛が起こりやすい状態へ変化させる要因 なのです。
スマートフォンやパソコンが頭痛を悪化させる理由
現代では、ストレス性頭痛に悩む方の多くに、 長時間のデスクワーク スマートフォン使用 下を向く姿勢 運動不足 が見られます。
では、なぜ姿勢が頭痛と関係するのでしょうか。
頭の重さと首への負担 人間の頭は、成人で約4〜6kgあります。
通常、頭が背骨の真上に乗っている状態では、首への負担は比較的少なく済みます。
しかし、頭が前に出る「前方頭位姿勢」になると、首の筋肉には大きな負担がかかります。
例えばスマートフォンを見るために頭が前に傾くと、首の後ろ側の筋肉は頭を支えるために常に働かなければなりません。
その結果、 後頭下筋群の緊張 僧帽筋の負担増加 頸椎周囲のストレス 血流低下 につながります。
後頭下筋群と頭痛の関係 特に注目されているのが、 後頭下筋群 です。 後頭下筋群は、頭蓋骨と頸椎上部をつなぐ小さな筋肉群です。
この筋肉には、姿勢制御に関係する多くの神経情報があります。
また、近くには後頭神経など頭部の感覚に関わる神経があります。
そのため、この部分の緊張が強くなると、 後頭部痛 目の疲労感 頭の重さ 首の動かしづらさ につながることがあります。
ストレスと姿勢は別々ではなく影響し合う ここで重要なのは、
「ストレス」と「姿勢」は別問題ではない ということです。
ストレスを感じると、人間は無意識に身体を防御姿勢にします。
例えば、 肩をすくめる 背中を丸める 呼吸が浅くなる 顎に力が入る という反応です。
これは脳が危険に備える自然な反応です。
しかし、この状態が長く続くと、
筋肉の緊張 ↓
血流低下 ↓
痛み ↓
ストレス増加 という悪循環になります。
呼吸とストレス性頭痛の関係
ストレス状態では、多くの人が無意識に呼吸が浅くなります。
交感神経が優位になると、身体は活動モードになります。
すると、 胸中心の浅い呼吸 呼吸回数の増加 首周囲の呼吸補助筋の使用 が起こります。
首には呼吸を助ける筋肉があります。
例えば、 胸鎖乳突筋 斜角筋 などです。
これらの筋肉が過剰に働くと、首周囲の緊張が高まり、頭痛につながる要因になることがあります。
カイロプラクティックで考える身体へのアプローチ ストレス性頭痛の場合、心理的ストレスそのものを施術で消すことはできません。
しかし、身体側からアプローチすることで、 首や背中の可動性を整える 筋肉の過緊張を緩和する 姿勢バランスを見直す 身体がリラックスしやすい状態を作る ことを目的とします。
カイロプラクティックでは、特に脊柱の機能や身体の動きに着目します。
首や背中の関節の動きが制限されると、周囲の筋肉が代償的に働き続けることがあります。
その結果、 首こり 肩こり 頭部周辺の不快感 につながる場合があります。
身体の機能を整えることで、こうした負担を軽減することを目指します。
日常生活でできるストレス性頭痛対策
施術だけではなく、日常生活の改善も重要です。
① 首を同じ姿勢にし続けない
30〜60分に一度は姿勢を変え、首や肩を動かしましょう。
② 睡眠を大切にする
睡眠不足は痛みに対する感受性を高めます。 質の良い睡眠は、神経系の回復に重要です。
③ 深い呼吸を意識する
ゆっくりした腹式呼吸は、副交感神経を働かせる助けになります。
④ 適度な運動をする
ウォーキングなどの有酸素運動は、ストレス軽減や血流改善に役立ちます。
参考になれば幸いです。
次回4回目は最終回です。
カイロプラクティックセンターひたちの
住所:茨城県牛久市ひたち野東4丁目29-8
電話番号:029-845-4404
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